火災だけじゃない火災共済 小さな掛金で組合員の生活を守る
国公労新聞1648号(2025年7月25日号)
全国一律の小さな掛金で組合員の生活を守る火災共済。火災以外にも、落雷や突発的な第三者の加害行為、他人の住居からの水漏れ、台風や地震なども給付があります。実際に被害に遭われた方のメッセージとともに、給付制度を紹介します。
火災共済のお支払い対象は、①火災など②風水害など③地震など、の大きく3つに区分されます。さらに、④その他の給付として各種見舞金などもあります。総合パンフレットにも掲載していますが、下表のアイコンが給付事由を示しています。

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①火災などは、建物に加入していれば建物の損害に給付、家財に加入していれば家財の損害に給付があります。②風水害などと③地震などは、建物に損害が生じたときに給付があります。④その他の給付は、本紙面上に記載しきれませんのでパンフレットもぜひご覧ください。
万一災害に遭われたときは、被災から30日以内に「住宅災害状況報告書」をご提出ください。
火災共済の見積もりや、パンフレット・帳票のダウンロードは、ホームページまたはお近くの組合役員へお問い合わせください。組合員・担当者専用ページにログインすると、各種資料をダウンロードできます。
火災見積り:https://www.kyousai.jp/member/simulation02/
お問い合わせ・資料請求:https://www.kyousai.jp/contact/
組合員・担当者専用ログイン:https://www.kyousai.jp/member_login/
ありがとうの声
塀に車両が衝突
―全労働秋田支部 武田 一さん
加入内容:建物259口/家財160口
年掛金:25,140円 共済金額:71,485円
隣家との境の塀に車をぶつけられてしまい、ケガ人は無く良かったのですが、塀は見事に倒壊。困っていた所に国公共済会。修理額が全額給付され、大変助かりました。「入っていて良かった!」
自家で建物に加入していると、塀や門、カーポートも「付属建物」として給付対象になります。第三者の車両の飛び込みによる衝突は、「火災など」の扱いです。修理の見積書、損害状況の写真、警察の事故証明書等をもとに損害額を算出します。
台風で屋根に被害
―全労働鹿児島支部 S・Tさん
加入内容:建物120口/家財120口
年掛金:14,400円 共済金額:115,000円
昨年8月の台風10号の雨風が例年以上に強く、自宅玄関屋根(トタン)が一部剥がれ破損しました。申請から3週間ちょっとで共済金が振り込まれました。安い掛金のうえ、対応も早く妻共々感謝しております。ありがとうございました。
自家で建物と家財の両方に加入しているので、100口を上限に風水害による建物の損害が給付対象になります。修理費用全額ではなく、損害の状況に応じて給付額が変わります。自家で建物又は家財のどちらか一方に加入のときは、50口が上限となるため、自家の方は建物と家財の両方に加入することをオススメします。風水害は、建物の修理の見積書、損害状況の写真、自治体の罹災証明書等をもとに損害額を算出します。