将来のために始めませんか 年金共済で資産形成を
国公労新聞1622号(2024年4月10日号)
年金共済の春の募集が始まりました。締切は5月15日(国公共済会必着)です。老後資金だけでなく、教育費や住宅購入資金の積立にも活用できる年金共済。その魅力をお伝えします。
年金共済とは
生命保険会社と拠出型企業年金保険契約を結んで運営している「貯蓄型の保険」です。労働共済連のスケールメリットにより予定利率1.15%を実現しています(将来変更することがあります)。また、決算実績によって配当金が発生した場合は、予定利率に配当率が上乗せされます。現在36年連続配当中です。
途中解約や一部解約も可能なので、教育費やマイホーム購入に活用することもできます。
選べる受取方法
積立金の受給方法は、加入時でなく受取時に選択します。年金で受取る場合は、5年(Bコースのみ)・10年・20年確定年金、15年終身年金から選べます。一括での受取りも可能です。
積立金額や受取時の状況に応じて受取方法を選択できることが大きな特徴です。
ABいずれか、または両方のコースに加入できます。
加入は2コース
Aコースは、コツコツ積み立てて少額でも年金として受け取りたい方にオススメです。掛金は月々5千円以上(千円単位)をベースに、半年払(1万円単位)を追加できます。個人年金保険料控除の対象です。
Bコースは、まとまった金額を一時払で積み増したい方にオススメです。掛金は月々5千円以上(千円単位)をベースに、半年払(1万円単位)や一時払(10万円単位)を追加できます。一般の生命保険料控除の対象です。
加入後に掛金を変更できるため、「月払1万円で加入したけど他にお金がかかるから5千円に減額したい」ということも可能です。無理なく積立を続けられます。
複利の効果により、若いうちから加入するほど目標の積立金額に対する拠出金額が少なくなります。年2回、春と秋の募集時に一時払での積み増しや月払・半年払掛金の増額ができます。掛金払込中は毎年、生命保険料控除の対象にもなるので、迷っている方はまずこの機会に毎月5千円ずつから始めてみませんか。
なお、加入期間が短い場合、元本割れすることがあります。ご加入の際には必ず年金共済のパンフレットを確認のうえお申込みください。
セット共済ご加入のみなさんへ
国公共済会加入者の方向けに、次年度の継続手続きが始まりました。保障を見直す年に1度のチャンスです。たとえば、セット4~7型は入院日額2千円(医療共済4口)ですので、医療共済6口 (月掛金600円)を上積みすることで入院日額5千円まで引き上げられます。契約内容を確認し、増口をご検討ください。
生命共済と医療共済の増口は、健康告知基準に該当しない方のみです。必ずご確認ください。