年齢で変わらぬ掛金 安心の生命基本共済
国公労新聞1625号(2024年6月10日号)
国公共済会の制度ごとに詳しく紹介するシリーズ。第一弾は、セット共済の生命基本共済についてご紹介します。
死亡だけではない保障
生命保険(共済)は「残された家族が困らないように残すお金」という解釈が一般的ですが、生命基本共済は、死亡給付の他に、後遺障害給付と事故入院給付が特約掛金なしで自動付帯しています。家族の為だけでなく、自分の為にもなる制度です。
組合員本人と配偶者、同一生計の未婚の子が加入できます。加入は5口から200口で自由に決められます(3歳未満は30口、61歳以上は60口が上限)。
例えば100口加入、月掛金3千円で、死亡保障はなんと1000万円です。掛金は加入者全体でリスク計算していますので、年齢による掛金の変動はありません。また、不慮の事故による死亡は2倍の保障額となります。
不慮の事故入院も対象
不慮の事故で入院したときの給付は、1口あたり日額100円の給付。例えば100口加入すると入院日額1万円の給付です。
不慮の事故とは「急激」かつ「偶然」な「外因」による事故をいい、交通事故やスポーツ中の事故などが該当します。
入院給付は1事業年度につき1日~180日まで保障されます。
病気やケガによる後遺障害も保障
さらに、病気やケガで後遺障害(労災等級1級から14級相当)が残った場合に給付を受けられます。例えば、病気で胆のうを摘出し後遺障害13級に該当した場合は1口あたり3500円、ペースメーカーを入れて9級に該当した場合は1口あたり1万5千円の給付になります。不慮の事故による後遺障害は保障額が2倍となります。病気による後遺障害に対して、労災等級1級から14級の基準で給付の対象となるのは、民間保険にはない有利な内容です。
ライフステージに合わせて見直し
国公共済会は、毎年見直しができます。結婚したので増口や、子どもが独立したので減口など、柔軟に対応できます。ただし、病気になり健康告知基準に該当してしまうと、加入や増口ができなくなりますので、健康なうちにご検討ください。
生命基本共済は51歳以上で新規加入の場合は100口が上限です。自分にどんな保障が必要かわからないときは無料の「保険診断」もありますので、お気軽にご相談ください。
国公共済会で生涯保険料を節約
若い時は民間の生命保険の方が死亡保障に対する保険料が安い場合もあります。しかし、40代50代になって保険料が高額になってからいざ掛金の安い国公共済会に乗り換えようとしても、健康告知基準に該当して加入できないという事例も多々あります。若い健康なうちから生命基本共済に入っておけば、生涯の保険料(掛金)をぐっと抑えることができます。
詳細は総合パンフレットをご確認ください。