●個人賠償責任補償制度ご加入のみなさんへ
  〜万一のときのご注意〜

 国公共済会の個人賠償責任補償制度は、年々加入者が増え、今年は7,300人以上の方に加入いただきました。
 賠償責任が伴うような事故を起こそうという人はいません。日頃のちょっとした不注意で、突然予期しない事故を引き起こしてしまうものです。万一のときにあわてず冷静に対処することが大事です。

  1. 万一、事故が起きたときは、まず(株)ルー・ジャパンにご一報ください
     ルー・ジャパンから事故報告書(速報用)が送られてきますので、記入して返信してください。詳しい事故内容を引き受けAIU保険会社に連絡することとなります。そのため、AIU保険会社で担当者が決まるまで時間を要します(事故連絡が夕方以降のときは翌営業日の午後になる)のでご注意ください。
  2. 被害者には誠意ある態度で接し、必要ならお見舞いも
     加害者として、被害者の方に対しては冷静に誠意ある態度で接し、謝罪すべきは謝罪し、被害者の方が入院したときなどはお見舞いも忘れないことです。「共済(保険)に入っているから、そちらで解決してくれ」という態度は、被害者の感情を害し、その後の交渉が難航することがあります。
     迅速で円満な解決は、結局、加害者のためにもなります。(ご注意:お見舞いの際の費用(菓子折代等)は保険金支払いの対象外です)
  3. 安易な約束はしないで
     賠償金額は、AIU保険会社の承認が必要となりますので、約束しても全額支払われない場合があります。「共済(保険)に入っているので全額賠償します」などと安易な約束はしないでください。また、取引代理店であるルー・ジャパンには決定する権限がありませんので「支払う・支払われない」も含めて回答することはできません。
  4. AIU保険会社は、示談・調停はできませんがアドバイスをおこないます
     AIU保険会社では被害者との示談、調停などの法律行為は、弁護士法72条および73条に規定する弁護士以外の者が行う法律事務(非弁行為)の禁止に抵触するため行うことが出来ませんが、解決にあたるための助言、協力を行うことが出来ますのでご相談ください。