●自動車共済の意外と知らない疑問にお答えします

 

 国公共済会の自動車共済は、組合員の福利厚生のための制度で全国5ブロックの自動車共済協同組合と提携して実施しています。現在20%の団体割引が2023年10月より22.5%と更に割安になります。バイク・自動車をお持ちの方はぜひこの機会にご加入ください。今号では、自動車共済の意外と知らない疑問にお答えします。

自動車共済に加入している車が台風で被害に遭いました。

Q 自然災害による車の損害は補償されますか?
 契約に車両共済をセットしていれば補償されます。台風や豪雨、洪水・高潮による水害、暴風や雹などの自然災害で車が損傷した場合に対象となります(※地震・噴火・津波は対象外)。
Q どれくらいの金額が補償されますか?
 契約時の車の市場販売価格相当額を共済金額として、共済金額を限度に補償されます。
Q 車両共済は掛金が高いのでは?
 車両共済には「一般車両」と「車対車+危険限定」の2種類があります。補償範囲が狭い「車対車+危険限定」を選択すれば、掛金を抑えて自然災害に対応することができます。近年の異常気象によって自然災害はどこで発生してもおかしくない状況です。車を守る手段としてぜひ車両共済のセットをご検討ください。

他社の自動車保険に加入していますが、
更新のタイミングで乗り換えを検討しています。

Q 等級は引き継げますか?
 引き継げます。
Q 事故があり保険を使っています。加入できますか?
 次年度等級が3等級または1等級ダウンする場合、等級によっては加入できないケースがあります。お問い合わせください。
Q 親と同居しています。今まで親が加入していた保険の等級を私(組合員)が引き継げますか?
 同居でしたら引き継げます。別居になった場合は等級を引き継ぐことができませんので、同居のうちに自動車保険の記名被共済者変更の手続きが必要です。自動車係にお問い合わせください。

別居の親が免許を返納したので、車を譲り受けました。

Q 別居の親が加入していた保険の等級を引き継げますか?
 引き継げません。
Q 現在、自動車共済に加入しています。車の名義が別居の親のままで、増車加入できますか?
 別居の親のままではできません。名義変更が必要です。

来年、定年退職を迎えます。

Q 自動車共済は続けられますか?
 所属の組合・支部にご確認ください。退職後も所属の組合・支部で引き続き続けられる、または、退職者グループに異動することにより引き続き続けられるケースがあります。退職者グループに異動されるとき、口座振替が登録されていることと退職者グループ異動届が必要です。

同居の子供が免許を取り車を増車します。

Q 20等級で加入しています。同居の子供が免許を取ったので車を1台増やそうと考えています。新規契約の年齢条件が「年齢を問わず補償」のため掛金が高くなりそうです。新しい車に20等級を引き継げますか?
 引き継げます。現在の車(A:現存契約等級)と新しい車(B)を「車両入替」することでB車が20等級になります。その結果押し出されたA車を新規で契約することとなります。そうすることで掛金を抑えられることもあります。

自動車共済に加入していますが、
同居の子供が125t以下の原付バイクを買いました。

Q 原付バイク特約をつけるとなると、自動車共済の年齢条件は同居の子供の年齢に合わせないといけないですか?
 いいえ、原付バイク特約は年齢条件ではなく、乗る人を限定します。記名被共済者と配偶者、同居の親族、別居の未婚の子が対象です。借りた原付バイクでの事故も補償されます。