●団体生命共済の推進を
団体加入でさらにお得に


生命基本共済を安い掛金で

 万が一のときの保障として、国公共済会には生命基本共済の制度がありますが、団体生命共済は、生命基本共済と同じ保障内容で、団体加入することで掛金が安くなる制度です。
 生命基本共済の1口30円から2円割り引いて28円となり、加入者の年齢や年払を選択することでさらに安くなります(※下別表参照)。



大切な仲間を助けあいの輪に

 団体生命共済は、名前のとおり団体(組合の本部、地本、支部、分会の単位)で、@全構成員の90%以上で20人以上の「全員加入単位共済会」、A全構成員の60%以上で20人以上の「集団加入単位共済会」を設立します。
 団体生命共済への加入は、全員が一律で加入する口数を決めていただきます。ただし、上限は50口です。個人で上積も可能ですが、一律口数の5倍以内で上限は200口となります。
 みなさんのまわりに「病気を抱えているために共済・保険に加入できない方」はいないでしょうか。@の全員加入単位共済会であれば、「一律分は健康告知基準に該当していても加入できる」ため、前述の共済・保険に加入できない方も加入が可能となります。
 詳しくは、国公共済会にお問い合わせください。

組織としての取り組み推進を

 団体生命共済の事故入院給付は、新型コロナウイルス感染症の入院・宿泊療養・自宅療養も対象となります。
 すでに団体生命共済に加入している全労働福岡支部(@の条件で一律分15口)では、多くの加入者から「安い掛金で、新型コロナの給付を受けることができ嬉しい」との声が上がっていると報告がありました。
 このように、掛金が安く、給付も充実し、困っている仲間を助けるという、労働組合の原点である「助けあい」「支えあい」を具現化した団体生命共済は、大変優れた制度です。ぜひ組織として、各級機関の組合員に占める加入率を確認し、60%、90%の目標に向けて議論、学習、対話をすすめる取り組みの推進をお願いします。
 また、検討するときには、詳細が記載されている「団体生命共済リーフレット」をご確認ください。