●組合員同士のささえあい
国公共済会の輪を拡げよう


車の両輪として取り組みを

 5月28日、北海道国公・国公共済会学習交流集会を24名の参加で開催しました。講義では、千葉事務局長が、「共済」の制度・意義について、「共済とは、組合員の一人一人が、少しずつお金(掛金)を出し合い、組合員が不測の事故や病気または火災等によって経済的に困った時に、出し合ったお金をもとに給付(共済金)する、組合員同士の『助け合い・支え合い』の制度。この制度が運営できるのも労働組合があってこそで、国公労連と国公共済会を車の両輪として、それぞれを拡大していくことが重要です」と強調しました。


活気に満ちた学習交流集会

相手の立場にたった声掛けを

 続いて、全労働北海道支部執行委員・大野徳弥さん、国土交通労組九州運輸支部執行委員長・松藤貴仁さんより、加入拡大の実践報告がありました。
 大野さんは、組合員が「共済会に入りたいなあ」と思わせるにはどうしたらいいのかという視点から「共済会のメリットを説明してごり押しするのではなく、相手の立場に立ち、相手の利益を考え、相手に結論を出させることが大事」「その結果、労働組合にも国公共済会にも入ろう」となり、どちらも加入拡大に繋がるとわかりやすく説明されました。
 また、松藤さんからは、自らの体験談で民間保険から共済会に変えて掛金が安くなったことや、共済から給付を受けた体験をもとに、自らが宣伝マンとなり、加入勧奨をして加入拡大につながった経験が紹介されました。
 報告後、3つの分散会で意見交換をして理解を深め合いました。


緻密でわかりやすい大野さんのパワポ


実体験を活かした松藤さんのパワポ

次世代に継続を

 最後に北海道国公議長の木村さんより「民間との比較ではなく労働組合がベースにあり、労働組合とセットで共済会に入ることがこの共済の魅力。また、先輩が苦労して作りあげた労働組合や共済会を私たちは享受しているが、次の世代・若者にしっかりつなげていくことが求められており重要です」との閉会あいさつがありました。
 参加者からは「自分の体験談を話されていて共感できる部分が大変多かったです。まずは人に話せる体験(共済加入)をしてみようと思いました」「他単組の状況など、これまでも聞く機会はありましたが、少人数での討議で、より深いやり取りができました」「組合の組織拡大と両輪でとりくむことが重要だと再認識しました。ワンコイン共済プレゼント、アンケート、クオカードを職場でもアピールしていきたい」との声が寄せられました。


忘れてませんか!コロナの給付請求

 新型コロナウイルス感染症で、保健所の指導により「入院」「ホテル療養」「自宅療養」した場合、陽性判明日から就業制限解除日までの間を事故入院として取り扱います。
 生命基本共済の事故入院給付と医療共済の入院給付の対象となりますので、公的期間の証明書を添えてご請求ください。詳しくは国公共済会まで。