●新しい仲間に声掛けを
 〜国公共済会を多くの方に届けよう〜


 4月は各組合で多くの仲間を迎える季節ですが、一人でも多くの仲間に組合員の大きなメリットである国公共済会への加入を呼びかけましょう。国公共済会は、国公労連加盟組合の組合員であれば誰でも加入でき、「小さな掛金・大きな保障」でみなさんの生活を力強くささえます。

組合活動の原点

 労働組合は、18世紀にイギリスのパブで労働者たちがケガや失業に備えてお金を出し合ったことから始まったといわれています。共済は、大事な仲間同士の助けあい活動であり、まさに労働組合運動の原点です。

 国公共済会は、国公労連が運営する自主共済事業です。1991年に設立されて以来30年間、多くの制度を備えた総合共済として組合員の生活を支えてきました。
 また、自主共済らしく組合員の意見・要望を集めて「地震見舞金」や「シニア共済」などの新しい制度を創設し、財政基盤も充実させてきました。

若い方にピッタリ

 国公共済会の主制度である生命基本共済、医療共済、交通災害共済は、口数を選択することで自分にピッタリな保障にカスタマイズできます。
 例えば、上表の保障内容で掛金は月々わずか1400円、若い方にとっても負担にならない金額だと思います。しかも、昨年度は約400円が還元され、実質掛金は約1000円です。
 また、年に1回加入内容の見直しができるので、若いうちは少ない保障、家族ができたら大きな保障とライフステージに合わせた選択が簡単にできます。

さらなる発展を

 共済事業は、組合員と家族の生活、将来の人生設計をも視野においた世話役活動ですから、職場の日常活動の活性化、組織と団結の強化につながります。掛金の10%は単位共済会(支部・分会)に活動費として支払われますので、支部・分会組織の財政確立にも寄与します。
 昨今、新型コロナウイルス感染症や自然災害の多発など生活が脅かされる状況が続き、国公共済会の重要性は日増しに高まっています。
 労働組合への加入は、この助けあい事業に参加することという意義を改めて確認しあい、力を合わせて国公共済会を発展させていきましょう。