●不慮の事故に大きな保障
〜各制度の給付種目は〜


 国公共済会の各制度には、不慮の事故に対する給付種目があリます。民間保険では不慮の事故に対する保障は、本契約とは別に保険料を支払って契約(特約)することが多いですが、国公共済会の各制度には特約掛金なしで付帯されています。この点は、国公共済会の大きなメリットです。

不慮の事故の範囲は

 不慮の事故とは、「急激」「偶然」「外因」の3つの条件すべてが揃った事故のことです。
 「急激」とはケガの原囚となった事故からケガの発生までに時間的間隔のないことをいい、慢性、反復性のものは該当しません。
 「偶然」とは、ケガの原因となった事故またはケガの発生が予知できないことをいい、故意にもとづくものは該当しません。
 「外因」とはケガの原因が身体の外部から作用することをいい、内部的原因によるものは該当しません。
 例をあげると、交通事故、階段からの転落等は該当しますが、日焼け、しもやけ、テニスエルボー等の繰り返しの動作によるものは該当しません。
 その他、外科的および内科的診療上の患者事故や不慮の墜落など、広範囲な事故が不慮の事故となります。

生命基本共済は

 最高で200口(死亡保障2000万円・月掛金6千円)加入できます。仮に200口加入して不慮の事故で死亡すると、倍額の4000万円が給付されます。また、障害給付は等級に応じて最高2000万円が給付されますが、不慮の事故の場合は、最高4000万円と倍額になります。
 そして、死亡・障害以外にも「事故入院給付」の種目があり、不慮の事故で入院すると200口加入で、日額2万円(180日まで)が給付されます。
 不慮の事故で入院した場合、病気入院と比べて退院後のリハビリ等で通院するケースが多くなりますが、この種目が、退院後の通院にかかる費用をカバーしている面があります(※表参照)。

 

医療共済は

 病気と不慮の事故どちらが原因の場合でも入院給付・休業加療給付の対象となります。
 上限の20口に加入(月掛金2千円)すると、入院日額1万円(180口まで)、休業加療日額5千円(90日まで)が給付されます。
 また、「ケガ通院見舞金」の種目もあり、交通事故以外の不慮の事故によるケガで、入院及び休業加療給付に該当しない5日以上の通院に対して、日数に関わりなく1口あたり定額1千円(20口加入で2万円)が給付され、交通費等に充てられると喜ばれています。

交通災害共済は

 不慮の事故の代表格である交通事故による死亡・障害・入院・通院が対象となります。
 上限の5口に加入(月掛金5百円)すると、死亡給付1000万円、障害給付最高1000万円、入院給付日額1万5千円、通院給付日額7千5百円が給付されます。
 また、駅改札内で乗客として被った事故やエレベーターに乗っているときの事故なども交通事故となります。

ぜひ加入を

 このように、国公共済会の各制度は、安い掛金で必要な保障がしっかり確保されてますので、ぜひ加入をご検討ください。(※加入検討の際には、総合パンフレットで保障内容を必ずご確認ください)