●国公共済会の活用を
 良い共済・保険とは


 春は、新入職員の入職や国公共済会の新年度に向けた継続手続きがあリ、多くの組合員のみなさまにとって、共済や保険について考える機会が増える時期になリます。国公共済会は、みなさまの職場の労働組合(国公労連)が自主的に運営している「組合員のための組合員同土による助け合いの制度(共済)」です。「小さな掛金・大きな保障」のいろいろな制度があリますので、ぜひご活用ください。今号では「良い共済・保険とは何か」という視点で保障について説明をしていきます。

保険は大きな買い物

 世間では「保険は人生で2番目に大きな買い物」と言われています。ちなみに第1位はマイホーム、第3位は自動車です。
 マイホームの購入・自動車の保有に対する選択は、人生に大きな影響を与えるのは明白ですので、若いうちから計画を立てて検討していくと思いますが、保険に大きな金額がかかるのは意外と盲点ではないでしょうか。
 しかし、保険は選択によって生涯で1千万円を超える大きな買い物となりますので、マイホームや自動車と同じように「若いうちから慎重な計画・検討が必要」です。

良い共済・保険とは

 良い共済・保険の条件とは何でしょうか。
 私たちは、社会保障改悪等によって可処分所得(個人が自由に使える所得)がなかなか増えず厳しい経済状況に置かれています。また多額の奨学金返済を抱えて社会人生活をスタートする人も増えています。
 この状況を踏まえると「本当に必要な保障だけをできる限り安い掛金・保険料で確保できること」が良い共済・保険の条件であると言えるでしょう。加えて、超低金利時代であることと、本当に必要な保障を見極めやすいという点から「貯蓄の機能や複雑な特約等が含まれずシンプルであること」も重要な条件ではないでしょうか。

国公共済会が最適

 国公共済会制度は、民間保険と違い利潤を求めない組合員同士の助け合いの制度(共済)ですが、保障の機能は民間保険と遜色ありません。死亡保障で最高4千万円、医療保障で入院日額1万円が確保できる総合共済です。
 国公共済会の制度は、公的保障をしっかり踏まえた「シンプルな給付種目と最適な給付額で構成」され、休業加療給付など独自の給付種目があるのが大きな特長です。
 利潤を求めず運営にかかる費用も必要最低限に抑えることで「小さな掛金・大きな保障」を実現しています。
 また、年1回保障内容を見直せることも大きな特徴です。ライフステージに合わせて無駄なく最造な保障にリニューアルできます。また、年齢による掛金アップがないので、その分を貯蓄にまわせます。
 前述した「良い共済・保険の条件をすべて満たしているのが国公共済会」です。
 「職場で保険の説明を受けた」「友人や親戚に保険をすすめられた」時には、みなさまには「国公共済会という優れた選択肢がある」ことを思い出してください。
 また、国公共済会にはFP(ファイナンシャルプランナー)資格を持った職員がいますので、保障内容の検討の際にはお気軽にご相談ください。