●若いうちから検討を 〜保障を考えるポイントは〜


 万が一の時の保障を得るために、多くの人が保険・共済に加入しています。よく「社会人になったのだから保険くらい加入しなければ」「保険に加入するなら若いうちの方が有利」などと一般的には言われていますが、実際に保障について「いつ頃から」考える必要があるのでしょうか。

3つのポイントが重要

 保障について考える上で、押さえておきたい3つのポイントをご紹介します。

ポイント@
保険・共済には様々な選択肢がある


 保険・共済には様々な選択肢があります。
 実際に契約にあたっては、万が一の保障である「死亡保障」、病気による入院等を保障する「医療保障」といった「保障の穂類」や、掛け捨ての「定期保険」、貯蓄性を兼備した「終身保険」といった「保険の仕組みの積類」等の選択が必要です。
 そして、実際に必要保障額を決める時には「遺族年金」や「高額療養費制度」といった「公的保障」を理解している必要があります。
 これらを理解するためには一定程度の学習が必要ですので、若いうちから学んでおけば、いざ加入するときに大きな助けとなります。

ポイントA
選択によって一生涯で1千万円を超える支払いになる


 よく「保険は人生で2番目に高い買い物」と言われます。たしかに、民間保険には契約内容によっては一生涯で1千万円から1千5百万円程度の保険料を支払う商品があります。
 そして、支払期間が長いので、保険・共済の選択によって一生涯で支払う金額に数百万円から1千万円もの違いが出てきます。
 「社会人になったタイミングでセールスに勧められ何となく」「友人や親戚に勧められて断れなくて」といった理由で加入するには、あまりに大きな金額です。
 後で後悔しないように、若いうちから「選択により支払額に大きな違いが出る」ということをしっかり認識しておくことが重要です。

ポイントB
ライフステージやライフプランによって必要保障額は大きく変わる


 保障を考える上で、ライフステージとライフプランはとても重要です。
 「結婚をしている・していない」「子供がいる・いない」「家を買っている・借リている」といった状況によって必要保障額は大きく変わります。
 保障の基本は「必要な時期に、必要な保障を確保する」ことです。どの時期にどれくらいの保障が必要なのかを若いうちから考えることで「保障を自先ではなく大きな視点でとらえる」ことができます。

国公共済会の活用を

 若いうちから保障について学び、考えておくことはとても重要です。結果として「自分にピッタリな保障を選択し、生涯にわたって無駄な支出を防ぐ」ことができます。
 そして、実際に加入を検討するときには、国公共済会がおすすめです。
 民間保険の多くは10年・15年で更新があり、その度に保険料が大幅に上ります。そして契約中に保障内容を変更することは容易ではありません。
 一方、国公共済会は年齢による掛金のアップがなく(※生命特約を除く)、年に一度保障内容を見直すことができます。
 「ライフステージ・ライフプランに合わせて計画的に必要な保障を柔軟に確保」できる国公共済会の活用を是非おすすめします。


お知らせ

 2001年11月から、加入者サービスとして実施してきた「無料法律相談」については、2018年12月31日をもって終了させていただきます。