●小さな掛金で大きな安心 火災共済


 今回は、火災や風水害、地震などの災害に遭ったときに備える「火災共済」についての紹介です。民間損保の火災保険にあたるものです。

保障対象もワイド

 火災共済は、災害列島と言われる日本においてなくてはならない制度です。掛金は全国一律で非常に安くなっています。民間の火災保険は評価額により保険金額が決まりますが、国公共済会は、建物が坪数、家財が家族数に応じて加入限度が決まるので、大きな保障がつけられて安心です。例えば、4人家族であれば月2400円の掛金で最高4800万円の保障となります。
 その保障対象は、火災はもちろん、上階からの水漏れ、風水害など幅広く対応しており、地震見舞金(全壊で最高300万円)も自動付帯しています。また、借家人賠償責任共済もあり、借家住まいの方も安心です。

罹災証明書があればOK

 地震見舞金については、自治体発行の罹災証明さえあれば基本的に給付できます。昨年4月の熊本地震では、227件の請求があり、トータル1億円近い給付をしました。給付を受けた加入者からは、「手続きが簡単で良かった」、「避難生活だったので早い給付が助かった」との感想が寄せられています。
 また、最近増えている落雷によるパソコンの故障も火災(但し家財加入のとき)の保障対象となるので、修理不能であれば買替額と臨時費用が給付されます。
 このように火災共済は、大変に安い掛金で、みなさんに大きな安心を提供できる優れた制度となっています。



行事旅行保険
補人旅行も利用できます
夏休みのお守りにいかが!

 旅行先で病気やケガをしてしまうと、普段以上に慌ててしまうし、不安になるものです。ご家族との旅のお守りとして、行事・旅行保険をご利用ください。随意時受付中です。

簡単な手続き

 行事・旅行保険の資料を請求すると、リーフレットと一緒に申込書兼払込票が送られてきます。
 加入コースを決めて、郵便局用の払込票で保険料を送金すれば、申込完了です。海外旅行は、「旅行開始14日前までの手続き」と「加入者名簿の提出」が必要です。また、家族みんなで加入できます。詳細はリーフレットをご覧ください。


※国公共済会の生命共済・医療共済は、海外での死亡・入院等でも給付されますが、
 交通災害は日本国内のみが給付対象です。国内旅行先でのケガ通院や、
 海外での急な治療に備え、活用してください。