●小さな掛金で手厚い保障 交通災害共済


 今回は交通事故に遭ったときに備える「交通災害共済」についての紹介です。民間生保では交通事故障害保険がこれにあたるようです。

 交通災害共済は、事故に遭って死亡したり後遺障害となった場合、また入院や通院に対して給付する制度です。1口あたりの月掛金は100円(家族も同額)で、5口まで加入することができます。1口あたりの給付は、入院が3000円、通院が1500円で1日目から給付します(但し、交通事故に遭ってから180日目までが給付対象期間です)。後遺障害は程度によって1口8万円から200万円で、死亡は200万円です
 なお、通院以外は生命共済や医療共済と一緒に加入することでさらに大きな保障となります。

駅構内で転んだ場合も給付

 その特長の一つは、交通乗用具の定義の広さで、自動車やバイク、自転車、電車、飛行機、船、エレベータ、エスカレータなど(詳細は規約集を)多岐にわたっています。また、交通災害の定義も広く、運転中の交通乗用具による不慮の事故はもちろん、交通乗用具の乗降場構内で乗客として被った事故も対象です。ですから、改札口の内側で転んでケガをした場合も給付対象となります。

生涯、加入できる

 交通災害共済は「小さい掛金で手厚い(大きな)保障」を実現しているだけでなく、年齢制限がなく健康告知も必要ありません。ですから、退職された方も生涯加入できる制度となっています。

 こんな時も交通災害!

・自転車で転んだ
・バスを降りるとき転んだ
・デパートのエスカレータで転んだ


青年の加入促進のとりくみと一緒に


国公中国ブロック共済実務担当者会議

 6月16日中国、17日九州ブロック国公で、それぞれ共済実務担当者会議が開かれました。国公共済会から役員・職員を派遣し、国公共済会の制度の魅力や加入・給付手続きの実務などの説明を行いました。
 また、西日本自動車共済からも担当者が参加し、団体割引を今年10月から17・5%に引き上げるなどの説明もありました。
 両会議とも活発な質疑・討論が行われ、各手続きに関する質問だけではなく、「青年の加入促進を一緒に考えていきたい」と加入拡大にむけた決意表明や「還元金が職場で喜ばれている」といった発言がされるなど、関心の高さを確認することができました。